今年は梅雨らしい梅雨である。近年は梅雨に入ってもあまり雨が降らず、気温も6月ですでに30℃以上の日が続くことも多かった。しかし、今年は結構雨の日が続いたり最高気温も平年並みかやや低めで、関東、関西地方も最高気温も30℃に届かない日が多い。これは、テレビの気象情報などではあまり報じられていないが、オホーツク海高気圧がしっかりと存在しているからである。ここ数年は天気図上にほとんどこの時期に現れることはなかった。そのため、梅雨前線は梅雨入り後も早めに北上してしまい、日本の南部は太平洋高気圧に覆われる日が多くなった。
今年は、東太平洋の海面水温が上昇する「エルニーニョ現象」は発生している。かつては、この現象が発生すると、日本の夏は冷夏、冬は暖冬といわれてきた。しかし、近年は地球温暖化の影響か、エルニーニョが発生しても夏は冷夏にならないことがしばしば現れるようになった。
しかし、私は、今年オホーツク海高気圧が顕著なのは、このエルニーニョの影響だと考えている。今年のエルニーニョは東太平洋の水温上昇の程度が特に大きく、スーパーエルニーニョと言われている。
気象庁の予報では、今年の夏も猛暑になると予報しているが、オホーツク海高気圧の動静によっては、昨年ほどの猛暑にはならない可能性もあると考えられている。
当面は梅雨前線とオホーツク海高気圧の推移を見ていくつもりである。

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